結局、私は同期が好きだった。
⚠この純猥談は浮気表現を含みます。
社会人2年目で一人暮らしを始めた。

ベッドでゴロゴロしながらTwitterをいじってたら、同期の仲の良い男が暇してるというので、合流して飲むことになった。
同期は一週間前に彼女ができた、彼女が可愛い!という自慢話、私は海外転勤中の彼氏と会えなくて寂しいという話をしつつ、めちゃくちゃ酒を飲み、カラオケに行った。

目覚めたら次の日の朝になっていた。
全裸で、ラブホテルにいた。

2人ともかなりの二日酔いで、交換交換でトイレに篭りながら、「ヤっちゃったね~まさかお前とヤるなんて~」とお互い言い合っていた。本当に仲の良い同期の一人だったけど、まさかセックスするなんて思ってもなかった。

酔っていて曖昧な記憶だった同期とのセックスを早く確かめたくて、後日仕事後にご飯に誘い、私の家でセックスをした。バツグンだった。

それからは私の家で週一ぐらいでセックスをした。
金土日は、同期の彼女を優先するから、月火水木のどれかで。一人暮らし用の狭いシングルベッドで一緒に寝るのはキツかったはずなのに、セックスの後、くっついて寝てると本当に熟睡できた。

同期が結構遊んでいたのは知っていたけど、キスや前戯、挿入まで全てツボがわかっていて、完璧だった。初めて中イキしたときは、気持ち良すぎて泣いてしまった。なんで泣いてんの、と優しく笑いながら抱きしめられて、つられて私も大笑いした。

同期は私と遊んではいたけど、彼女ととても順調そうだった。長期休みはいつも旅行してたし、お互いの両親とも挨拶を済ませているようだった。私の前では結婚の話はしてなかったけど、着々と準備していたんだと思う。

私は海外転勤中の彼氏とうまくいっていなくて、彼が日本に帰ってきたら別れようと思っていた。
それを同期に話したら「そうか。お前がそれでいいならいいと思うよ。」と言われた。


同期との関係は、1年半ぐらい続いた。
会わなくなったキッカケは、私が彼氏と別れたから。今までは、お互いに恋人がいたから、なんとなく対等な関係でいられていたのだと思う。私がフリーになったら、バランスも崩れ始めた、気がした。同期もそろそろ終わりだろうと思っていたのかもしれない。私の変化に気づいていたのかもしれない。

ある日「飯行こう」と同期から仕事後急に連絡が来た。帰宅してお風呂まで入ってたけど、急いで着替えてメイクして、走って同期の待つ店に向かった。

いつも2人で飲む店は、汚い居酒屋が多いのに、同期が予約してた店はとても綺麗でオシャレなお店だった。いつもと違って緊張したけど、たわいもない話をして、バイバイをした。

帰り道、着ていた上着のポケットに手を入れると、入れていたはずのリップクリームと口紅がなくなっていた。猛ダッシュしたから、どこかで落ちてしまったらしい。それに気づいてから、涙が止まらなかった。もう、今日で最後なんだってわかったから。

結局、私は同期が好きだった。

始まりはあんな感じだったけど、
遊びでただのセフレだと思っていたけど、
私は毎週会うことを楽しみにしていた。

行きつけの居酒屋で、
恋人に間違えられるのが嬉しかった。
仕事でイライラしても、
同期に会えば疲れも吹っ飛んだ。
月火水木だけじゃなくて、
金土日も会いたかった。
心のどこかで、
彼女と別れないかな、なんて思っていた。
同期の前では、物分かりのいい都合のいい女でいようと努めたけど、結局好きになってしまっていた。

その後、同期は彼女と結婚した。
私も新しい男性と出会い、結婚した。
でもこうしてたまに同期とのことを思い出す。

好きだよって、あの時伝えればよかったな。
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