でも一生子供もできない、未来の時間が決まってる私の身体
傍から見ればその辺にいる普通のカップル。
でも一生子供もできない、未来の時間が決まってる私の身体。
周りからはなにもわからないけれど、そんな彼女を持つ彼はどんな思いで日々を過ごしているのか。
時折不安になって、別れ話をしてしまう。
「だからなに?俺がしたくて勝手にしてる。」
そんな言葉が毎回返ってくる。
ある日突然仕事を辞める、と相談された。
自宅勤務できる職種に移るつもりだと。
夜中に病院に行く回数が増えた私の為だとすぐに気づいた。
理由を聞いても、自分が今の仕事がしんどくて合わないからとそう答えるあなた。
日中うたた寝してる事が増えた。
何故だろうと思っていたけど、この前理由がわかった。
夜中痛みや吐き気でベッドから抜け出す私の様子を伺っていた。
痛みでうなされる私の身体を強く抱き締めてくれていた。
痛い場所をひたすらさすって、寝付くまでひたすらに抱きしめて頭を撫でてくれていた。
そのせいで疲れてるんだよね?と聞いてもそんなこと知らない。寝ぼけてて覚えてないって。
でもね、この前あなたの方に寝返り打ったら抱きしめて手を繋いでくれたよ。
いつもそうしてくれてたんだね。
普段は抱きしめたり、手を繋いだりしてくれないけどしんどい時はいつも支えてくれてたんだね。
私が痛くてうずくまってる時、私よりも痛そうな顔でいつもそばに居てくれる優しい私の恋人。
毎日体調が悪い私と居るより普通の女の子といる方がいいでしょ?って
聞いた時あなたはまた予想外の言葉を返してきた。
「俺は君と居たくている。たまたま自分の好きになった人が病気だっただけ。それが別れる理由にはならないし離れる理由にもならない。」
あー、なんだこの人。
私の事ただ好きなだけなのかぁって幸せでいっぱいな気持ちになった。
病気とか病気じゃないとかそんな事じゃなくて、ただ私の事が好きで隣に居てくれてるのかもしれないけど、
日々の暮らしで支え続けてくれてる事は当たり前にできる事じゃないし、ストレスもすごいだろう。
「こんな私のどこがいいの?」
「逆にこんな男のどこがいいの?」
「え?好きだから…」
ほら、俺と同じでしょ(笑)って答えてくれる優しくて自慢の私の恋人。
でも一生子供もできない、未来の時間が決まってる私の身体。
周りからはなにもわからないけれど、そんな彼女を持つ彼はどんな思いで日々を過ごしているのか。
時折不安になって、別れ話をしてしまう。
「だからなに?俺がしたくて勝手にしてる。」
そんな言葉が毎回返ってくる。
ある日突然仕事を辞める、と相談された。
自宅勤務できる職種に移るつもりだと。
夜中に病院に行く回数が増えた私の為だとすぐに気づいた。
理由を聞いても、自分が今の仕事がしんどくて合わないからとそう答えるあなた。
日中うたた寝してる事が増えた。
何故だろうと思っていたけど、この前理由がわかった。
夜中痛みや吐き気でベッドから抜け出す私の様子を伺っていた。
痛みでうなされる私の身体を強く抱き締めてくれていた。
痛い場所をひたすらさすって、寝付くまでひたすらに抱きしめて頭を撫でてくれていた。
そのせいで疲れてるんだよね?と聞いてもそんなこと知らない。寝ぼけてて覚えてないって。
でもね、この前あなたの方に寝返り打ったら抱きしめて手を繋いでくれたよ。
いつもそうしてくれてたんだね。
普段は抱きしめたり、手を繋いだりしてくれないけどしんどい時はいつも支えてくれてたんだね。
私が痛くてうずくまってる時、私よりも痛そうな顔でいつもそばに居てくれる優しい私の恋人。
毎日体調が悪い私と居るより普通の女の子といる方がいいでしょ?って
聞いた時あなたはまた予想外の言葉を返してきた。
「俺は君と居たくている。たまたま自分の好きになった人が病気だっただけ。それが別れる理由にはならないし離れる理由にもならない。」
あー、なんだこの人。
私の事ただ好きなだけなのかぁって幸せでいっぱいな気持ちになった。
病気とか病気じゃないとかそんな事じゃなくて、ただ私の事が好きで隣に居てくれてるのかもしれないけど、
日々の暮らしで支え続けてくれてる事は当たり前にできる事じゃないし、ストレスもすごいだろう。
「こんな私のどこがいいの?」
「逆にこんな男のどこがいいの?」
「え?好きだから…」
ほら、俺と同じでしょ(笑)って答えてくれる優しくて自慢の私の恋人。