言えよ、好きな子いるけど私としたい、って。
あなたが読んでることを祈ってここに全部書きます。
初めに聞きたいことあるんじゃけど、
私があなたのこと好きって気付いてるよね?
そりゃ気付いてるよね、あんだけアピールしてたんだもん。
それに気づいて、あなたは「こいつとならこういう関係になれるんじゃないかな」って思ったん?
まあええんよ、わたしもあなたの近くにおれたらどんな関係でもええやっておもよーたけん。
でも、そういう関係だけど、
たまにカラオケ行って歌って帰るだけの日とか、
ただ会ってべらべら喋って帰る日とかもあったよね。
そういう日の方が私は楽しかったよ。
もちろんそういうことする時も楽しかった、というか幸せじゃった。
その時だけ優しい目と声をわたしに向けてくれたから。
でもずっと本番はせんかったじゃん。
ただあなたが「女の子気持ちよくさせる練習したい」みたいな感じで、
私だけ気持ち良くしてくれるっていうのが3年続いたよね。
あれはセフレじゃなかったよね?ギリ友達だよね?だよね、そうだったよね。
4月にあなたは京都に行って、そういう関係はなかったっていう
暗黙の了解みたいな感じになったよね。
でも「友達」が崩れることはなくて、たまに電話かけてくれたよね。
しばらくして、たまたま大阪の友達んち2泊3日で泊まり行く日に、
ついでにあなたのいる京都にも行けたら行きたいなあって思ったんよ。
別に家に泊まるとかじゃなくてさ、ただ会いたいって、
会えるなら会っときたいって思ったんよ。
だって最近の電話で「もうすぐ彼女できそう」って惚気てたから。
今回でもう会うのも最後にしようって。
地元で「会うの最後にしよ」って言ったら、
今後その場所に辛くて行けなくなっちゃうから、
知らない場所でわたしから言ってやろって思ったの。
おかしいよね。
彼女でもないセフレでもない友達なのかもわかんないこの関係に、
終わりなんてないのに。
「家来ればいいが」
あなたが言った。
断れんよ、そんなの。
ダメって分かっとっても行くじゃん。
あなたも分かって言ってんでしょ、
私があなたのこと好きだから断らんやろうって思よーたんじゃろ。
結局一泊あなたの家に泊まることになった当日、金曜の夜。
地下鉄乗って降りたら、車輪の細いサドルの高いあの自転車に乗った。
相変わらずのあなたが待っててくれてて。
「バイト終わりなんよ」
「どこでやりょんけ?」
「スシロー」
みたいなどうでもいい会話して歩きながらアパートまで行ったね。
その時間も私にとっては一生忘れられん時間になったよ。
案外部屋は片付いてた。
シンクには昨日作ったであろうホットケーキのボールが洗われずにおったな。
あなたがお風呂に入っとる間に洗い物して、
出てきたあなたに「これどこしまうん?」とか聞いて。
あー、だめだね、思い出したらまだ涙出るのなんなんじゃろうか。
別に同棲したとかじゃなくてただ1日家に行っただけなのに。
ほんまつくづくきっしょい女やな。
んで、一通り落ち着いてから布団敷き始めて。
「久しぶりにする?」って、
その声で言われたら「うん」しか選択肢ないじゃんね。
布団頭まで被って、下弄られて気持ちよくなって、
顔隠してたから、きっとあなた今あの好きな子想像してんのかな、とか
キモい想像してたけど、あながち間違いでもないと思うんだよね。
でも途中で止めて、すごい言いにくそうに、すごいすごい悩んでる顔で、
「せ、がしたい」って。
言えよ、「セックス」くらい。目見て言えよ。
言えよ、「好きな子いるけどお前とセックスしたい」って。
「お前が俺のこと好きなのは知っとる、だからお前も俺とセックスしたいやろ?」って、言ってよ。
そしたらもう殴って外出るのにさ。
そしたらもういいやってなるのにさ。
「好きな子とやる前にやりたい」
こんなこと言われたら、外に飛び出て行く元気もなくなるじゃん。
涙抑えるのに必死になるから、声も出ないじゃん。
「いいよ」って言ったあのときの私。
今の私はそんなに後悔してないから大丈夫。
あなたの判断は正しかった。
「あなたが好きな子とやる前に初めては私が奪う」って思ったんだよね、あのときの私。
そうだよね。
終わってどうだった?
そうだね、虚しそうにしてたあなたと、
ひとつも気持ちよくないのにあんあんいってた自分が醜かった。
そう言えばなんで京都まできたんだっけって思ったし、
きっとあなたもなんでこいつ俺んちあるんじゃろ、って思ったやろうね。
ここまで読んだらわかるやろ。
そう、あなたとわたしの話。
どーしようもないクズな女が、国語力皆無な女が、
あなたが読みますようにと願ってここまで書いてきたの。
ね、好きだったよ。
大好きだよきっと、今もこれからも。
死ぬ前の走馬灯がほんとにあるなら、
その8割はあなたで埋め尽くされるって自信があるくらいには好きだよ。
あの好きな子が彼女になればいいね。
それで、わたしと合計4年間やってきた成果が出せればいいね。
ひとつだけ、これが一番言いたかった。
わたし、あなたにされてイったこと一回もないの。
びっくりしたやろ、全部あれ演技だったの。
「またやらせて」って言われたくて精一杯喘いでた。
あなた別に前戯うまくないよ、痛かったもん。
じゃあなんであんなに蕩けた顔してたかって?
あなたに見惚れてたからだよ。
愛してるからだよ。
さよなら大好きな人。
ここで全て書いたから、ラインには何も書かないでブロックするね。
初めに聞きたいことあるんじゃけど、
私があなたのこと好きって気付いてるよね?
そりゃ気付いてるよね、あんだけアピールしてたんだもん。
それに気づいて、あなたは「こいつとならこういう関係になれるんじゃないかな」って思ったん?
まあええんよ、わたしもあなたの近くにおれたらどんな関係でもええやっておもよーたけん。
でも、そういう関係だけど、
たまにカラオケ行って歌って帰るだけの日とか、
ただ会ってべらべら喋って帰る日とかもあったよね。
そういう日の方が私は楽しかったよ。
もちろんそういうことする時も楽しかった、というか幸せじゃった。
その時だけ優しい目と声をわたしに向けてくれたから。
でもずっと本番はせんかったじゃん。
ただあなたが「女の子気持ちよくさせる練習したい」みたいな感じで、
私だけ気持ち良くしてくれるっていうのが3年続いたよね。
あれはセフレじゃなかったよね?ギリ友達だよね?だよね、そうだったよね。
4月にあなたは京都に行って、そういう関係はなかったっていう
暗黙の了解みたいな感じになったよね。
でも「友達」が崩れることはなくて、たまに電話かけてくれたよね。
しばらくして、たまたま大阪の友達んち2泊3日で泊まり行く日に、
ついでにあなたのいる京都にも行けたら行きたいなあって思ったんよ。
別に家に泊まるとかじゃなくてさ、ただ会いたいって、
会えるなら会っときたいって思ったんよ。
だって最近の電話で「もうすぐ彼女できそう」って惚気てたから。
今回でもう会うのも最後にしようって。
地元で「会うの最後にしよ」って言ったら、
今後その場所に辛くて行けなくなっちゃうから、
知らない場所でわたしから言ってやろって思ったの。
おかしいよね。
彼女でもないセフレでもない友達なのかもわかんないこの関係に、
終わりなんてないのに。
「家来ればいいが」
あなたが言った。
断れんよ、そんなの。
ダメって分かっとっても行くじゃん。
あなたも分かって言ってんでしょ、
私があなたのこと好きだから断らんやろうって思よーたんじゃろ。
結局一泊あなたの家に泊まることになった当日、金曜の夜。
地下鉄乗って降りたら、車輪の細いサドルの高いあの自転車に乗った。
相変わらずのあなたが待っててくれてて。
「バイト終わりなんよ」
「どこでやりょんけ?」
「スシロー」
みたいなどうでもいい会話して歩きながらアパートまで行ったね。
その時間も私にとっては一生忘れられん時間になったよ。
案外部屋は片付いてた。
シンクには昨日作ったであろうホットケーキのボールが洗われずにおったな。
あなたがお風呂に入っとる間に洗い物して、
出てきたあなたに「これどこしまうん?」とか聞いて。
あー、だめだね、思い出したらまだ涙出るのなんなんじゃろうか。
別に同棲したとかじゃなくてただ1日家に行っただけなのに。
ほんまつくづくきっしょい女やな。
んで、一通り落ち着いてから布団敷き始めて。
「久しぶりにする?」って、
その声で言われたら「うん」しか選択肢ないじゃんね。
布団頭まで被って、下弄られて気持ちよくなって、
顔隠してたから、きっとあなた今あの好きな子想像してんのかな、とか
キモい想像してたけど、あながち間違いでもないと思うんだよね。
でも途中で止めて、すごい言いにくそうに、すごいすごい悩んでる顔で、
「せ、がしたい」って。
言えよ、「セックス」くらい。目見て言えよ。
言えよ、「好きな子いるけどお前とセックスしたい」って。
「お前が俺のこと好きなのは知っとる、だからお前も俺とセックスしたいやろ?」って、言ってよ。
そしたらもう殴って外出るのにさ。
そしたらもういいやってなるのにさ。
「好きな子とやる前にやりたい」
こんなこと言われたら、外に飛び出て行く元気もなくなるじゃん。
涙抑えるのに必死になるから、声も出ないじゃん。
「いいよ」って言ったあのときの私。
今の私はそんなに後悔してないから大丈夫。
あなたの判断は正しかった。
「あなたが好きな子とやる前に初めては私が奪う」って思ったんだよね、あのときの私。
そうだよね。
終わってどうだった?
そうだね、虚しそうにしてたあなたと、
ひとつも気持ちよくないのにあんあんいってた自分が醜かった。
そう言えばなんで京都まできたんだっけって思ったし、
きっとあなたもなんでこいつ俺んちあるんじゃろ、って思ったやろうね。
ここまで読んだらわかるやろ。
そう、あなたとわたしの話。
どーしようもないクズな女が、国語力皆無な女が、
あなたが読みますようにと願ってここまで書いてきたの。
ね、好きだったよ。
大好きだよきっと、今もこれからも。
死ぬ前の走馬灯がほんとにあるなら、
その8割はあなたで埋め尽くされるって自信があるくらいには好きだよ。
あの好きな子が彼女になればいいね。
それで、わたしと合計4年間やってきた成果が出せればいいね。
ひとつだけ、これが一番言いたかった。
わたし、あなたにされてイったこと一回もないの。
びっくりしたやろ、全部あれ演技だったの。
「またやらせて」って言われたくて精一杯喘いでた。
あなた別に前戯うまくないよ、痛かったもん。
じゃあなんであんなに蕩けた顔してたかって?
あなたに見惚れてたからだよ。
愛してるからだよ。
さよなら大好きな人。
ここで全て書いたから、ラインには何も書かないでブロックするね。