今まで苦しめた女の子達に、彼女に、友達に、刺されたらいい。
⚠この純猥談は浮気表現を含みます。
「俺が嫌なこともしてるじゃん、お前がされてんのも一緒なんだよ」
私がお腹を蹴られて、震えていると先輩は冷めた目で言う。
苦しくてさっきまでポロポロこぼれていた涙も、最後の一滴で引っ込んでしまった。
「嫌でしょ?なら俺が嫌だって事もしないでよ」
あなたはさんざん、私の嫌がる事をしてきたくせに。
私がどんな思いでこの部屋に通っていたか、想像もつかないくせに。
そんな言葉が脳裏に浮かぶが、口は声を耐えるために噛み締めていたので何も言えなかった。
ここには、このバイト先の先輩にフェラをするためだけに来ていた。
セックスをするかは先輩の気分次第、というか、全てが先輩次第で、私は雨だろうと自転車で20分かかるこの場所に来ていた。
今日もそうだったが、これで最後にしようと決めた日だった。
最後くらい温情で泊めて欲しかったが、それを言って粘ったらこの有様だ。
馬乗りになられたお腹も、押さえつけられた腕も苦しくて痛みしかない。
まるでこの部屋の麻酔が解けてしまった様に感じる。
「もう帰れよ」
本当に、最後までこの人は自分勝手だった。
私が言ったのはたった一つのわがままなのに、それさえ叶えてくれたらもう何も言わないつもりだったのに。あなたへの恨みや憎しみでなんにも終われないじゃないか。
私はこの後の顛末を知ればきっと痛みに耐えかねながらでも立ち上がれただろう、でも目の前のこの人に苦痛を少しでも味わせたかった。
「黙ってたって変わんねーだろおい」
先輩は私のお腹を足でちょんちょん、としながら言う。
その声は明らかに苛ついていた。普段の私ならすぐに謝ってしまっただろう。
身体は震えていたし、無意識に涙も出て呼吸は苦しかった。
「は、被害者みたいな顔してんじゃん。自分から来てたくせにさ」
「違います」
「違くないでしょ」
先輩は急に私の服を掴んで思いっきり捲った。意味もなく選んできた下着が顕になっても、私はなんにも思えなかった。
「エロい下着着てさ、俺とエッチしたかったの?気持ち悪いよ、そういうの、マジで」
「してくれた事なんてなかったでしょ」
「そうだね」
皮肉みたいに言ったのに、全く効いていない。
下着が勝手に下ろされて、悲しい位濡れたそこが空気に当たる。
「罵られてんのに、濡れてんのやばいね」
私を嘲るように笑った先輩の指が、割れ目をぬるぬると触るのがわかる。
1人でイッた後の何倍かも濡れている気がして、情けないやらで涙がこぼれる。
「気持ちいいんだ?さっき嫌いとか言ってたのに。ホントに馬鹿で嘘つきだね」
うるせえよ、黙れよ、お前なんか、殺されたらいい。
今まで苦しめた女の子達に、彼女に、友達に、殺されたらいい。グチャグチャになるまで、刺殺されたらいい。
脳みそでは思っているのに何一つ言葉が出てこない。
出るのは荒い息とか言葉にならない「あ、」とか「う、」とかで、もういっそほんとに消えたかった。
「何顔隠してんの?」
自分が情けなく、腕で顔を隠していると先輩に腕を再び押さえつけられる。
涙を出さないように必死にグッと堪えると先輩はチッと舌打ちをした。
「女ってなんですぐこんなに濡れるの早いんだよ」
知らねえよ、私からしたら男だってなんであんなにすぐエッチばっかりしたがるのかわかんねえよ。
心の内で悪態をついているうちに、すっかり愛液が滴るそこに先輩のそれがあてがわれる。
「ゴム、してください」と、ひくつく声で絞り出すように言った。
「最後だろ?しねーよ、バカ」
無理やり、そこが広げられる。
痛みさえあった。
「あー...うわきっつ...ヤッてなかったの?」
その言葉を聞いた瞬間、涙がぼろぼろと溢れた。
他の人とも、やってたよ。少なくとも、あなたより優しい人と。
「あー、最後くらいゆっくりしてやるよ」
頬に痛々しい位に涙を流す私をただ見つめて、腰を動かすのがゆっくりになる。
あそこが痛いとか、そういう涙だと思われたのだろうか。
いや、全部わかっているのに、その結論に逃げようとしているのだ。
先輩の手が、頬に近づいて優しく触れる。
声を上げる間もなくキスをされた。
舌で無理やり口を開かせるような最初の時と変わらないキス、
涙の冷たい感覚が頬を伝って、さっきまでの憎い感情も流れて消えていくみたいだった。
こんな自分が嫌だった。いつも帰る時は辛いくせに、家で夜死ぬほど泣いたくせに、どうしてこんなにこの家に通ってしまったのだろう。
この人はきっと今だって、私がこの後すんなり帰ってくれるようにこんな事をしているだけなのだ。
なのに、先輩の一つ一つの言葉が心にひしめいて、甘すぎて嬉しすぎて苦しくて、熱い涙がポロポロとこぼれるのだ。
先輩の顔は、よく見えないがこちらをじっと見つめている気がした。
「泣いてる顔の方が似合うよ」
ああ、本当に心底最低で、いつも早く終われと願ったこの時が、今だけはずっと続いて欲しかった。
私がお腹を蹴られて、震えていると先輩は冷めた目で言う。
苦しくてさっきまでポロポロこぼれていた涙も、最後の一滴で引っ込んでしまった。
「嫌でしょ?なら俺が嫌だって事もしないでよ」
あなたはさんざん、私の嫌がる事をしてきたくせに。
私がどんな思いでこの部屋に通っていたか、想像もつかないくせに。
そんな言葉が脳裏に浮かぶが、口は声を耐えるために噛み締めていたので何も言えなかった。
ここには、このバイト先の先輩にフェラをするためだけに来ていた。
セックスをするかは先輩の気分次第、というか、全てが先輩次第で、私は雨だろうと自転車で20分かかるこの場所に来ていた。
今日もそうだったが、これで最後にしようと決めた日だった。
最後くらい温情で泊めて欲しかったが、それを言って粘ったらこの有様だ。
馬乗りになられたお腹も、押さえつけられた腕も苦しくて痛みしかない。
まるでこの部屋の麻酔が解けてしまった様に感じる。
「もう帰れよ」
本当に、最後までこの人は自分勝手だった。
私が言ったのはたった一つのわがままなのに、それさえ叶えてくれたらもう何も言わないつもりだったのに。あなたへの恨みや憎しみでなんにも終われないじゃないか。
私はこの後の顛末を知ればきっと痛みに耐えかねながらでも立ち上がれただろう、でも目の前のこの人に苦痛を少しでも味わせたかった。
「黙ってたって変わんねーだろおい」
先輩は私のお腹を足でちょんちょん、としながら言う。
その声は明らかに苛ついていた。普段の私ならすぐに謝ってしまっただろう。
身体は震えていたし、無意識に涙も出て呼吸は苦しかった。
「は、被害者みたいな顔してんじゃん。自分から来てたくせにさ」
「違います」
「違くないでしょ」
先輩は急に私の服を掴んで思いっきり捲った。意味もなく選んできた下着が顕になっても、私はなんにも思えなかった。
「エロい下着着てさ、俺とエッチしたかったの?気持ち悪いよ、そういうの、マジで」
「してくれた事なんてなかったでしょ」
「そうだね」
皮肉みたいに言ったのに、全く効いていない。
下着が勝手に下ろされて、悲しい位濡れたそこが空気に当たる。
「罵られてんのに、濡れてんのやばいね」
私を嘲るように笑った先輩の指が、割れ目をぬるぬると触るのがわかる。
1人でイッた後の何倍かも濡れている気がして、情けないやらで涙がこぼれる。
「気持ちいいんだ?さっき嫌いとか言ってたのに。ホントに馬鹿で嘘つきだね」
うるせえよ、黙れよ、お前なんか、殺されたらいい。
今まで苦しめた女の子達に、彼女に、友達に、殺されたらいい。グチャグチャになるまで、刺殺されたらいい。
脳みそでは思っているのに何一つ言葉が出てこない。
出るのは荒い息とか言葉にならない「あ、」とか「う、」とかで、もういっそほんとに消えたかった。
「何顔隠してんの?」
自分が情けなく、腕で顔を隠していると先輩に腕を再び押さえつけられる。
涙を出さないように必死にグッと堪えると先輩はチッと舌打ちをした。
「女ってなんですぐこんなに濡れるの早いんだよ」
知らねえよ、私からしたら男だってなんであんなにすぐエッチばっかりしたがるのかわかんねえよ。
心の内で悪態をついているうちに、すっかり愛液が滴るそこに先輩のそれがあてがわれる。
「ゴム、してください」と、ひくつく声で絞り出すように言った。
「最後だろ?しねーよ、バカ」
無理やり、そこが広げられる。
痛みさえあった。
「あー...うわきっつ...ヤッてなかったの?」
その言葉を聞いた瞬間、涙がぼろぼろと溢れた。
他の人とも、やってたよ。少なくとも、あなたより優しい人と。
「あー、最後くらいゆっくりしてやるよ」
頬に痛々しい位に涙を流す私をただ見つめて、腰を動かすのがゆっくりになる。
あそこが痛いとか、そういう涙だと思われたのだろうか。
いや、全部わかっているのに、その結論に逃げようとしているのだ。
先輩の手が、頬に近づいて優しく触れる。
声を上げる間もなくキスをされた。
舌で無理やり口を開かせるような最初の時と変わらないキス、
涙の冷たい感覚が頬を伝って、さっきまでの憎い感情も流れて消えていくみたいだった。
こんな自分が嫌だった。いつも帰る時は辛いくせに、家で夜死ぬほど泣いたくせに、どうしてこんなにこの家に通ってしまったのだろう。
この人はきっと今だって、私がこの後すんなり帰ってくれるようにこんな事をしているだけなのだ。
なのに、先輩の一つ一つの言葉が心にひしめいて、甘すぎて嬉しすぎて苦しくて、熱い涙がポロポロとこぼれるのだ。
先輩の顔は、よく見えないがこちらをじっと見つめている気がした。
「泣いてる顔の方が似合うよ」
ああ、本当に心底最低で、いつも早く終われと願ったこの時が、今だけはずっと続いて欲しかった。