「検索: 別れたくない」
私たちは付き合って1年半の大学生。
付き合った当初は顔が好みというだけで正直あまり好きじゃなかった。
彼女は明るい性格で、変な笑い声でよく笑う。
そんな彼女をいつの間にか絶対に離したくないと思うほど好きになっていた。
恋愛経験の少ない私は、彼女に好きでいてもらうために恋愛のノウハウをインターネットで勉強した。
「女性は共感して欲しい生き物」と書いてあったから、彼女の好きな洋楽を必死に勉強した。
「連絡がマメな男はモテる」と書いてあったから、私はスマホをあまり使わないが、用事がある時以外は10分以内にはLINEを返すようにした。
「サプライズが好き」と書いてあったから、誕生日には1ヶ月以上前からサプライズを考えた。
「言葉でいっぱい大好きを伝えよう」と書いてあったから、毎日「大好き」と言った。
これが正解だと思っていた。
完璧な彼氏で居続けようと、必死に努力した。
しかし彼女はそうではなかった。
半年を過ぎると、だんだん返信の量が減っていき、彼女からの「好き」という言葉も減っていった。
喧嘩の量も増えていった。
ある日些細なことで喧嘩をした。
誰に聞いても100%彼女が悪いという喧嘩だった。
いろんな我慢が溜まっていた私も少し言いすぎてしまったと思う。
次の日、「もう好きかわからない」と彼女に言われた。
別れたくない一心で、「なんでもする」「悪いところがあればどこでも直す」「これからも付き合っていて欲しい」。こんな言葉しか話せなくなっていた。
自己肯定感など捨ててしまった。
すると彼女は、「もう少し自由が欲しい」「放っておいて欲しい」と言った。
あれ、、インターネットの情報は全て嘘だったのか?
どうすればいい?
とりあえず今は彼女の言う通りにしよう。
そう思い、返信の量を減らした。彼女の負担にならないように、嫌いになられないように自分で考えていろんな行動をした。
それでも以前のよく笑う彼女には戻らない。
別れが近いことを悟った私はまた指を動かす。
「検索: 別れたくない」
あぁ、またインターネットに頼ってしまった。
付き合った当初は顔が好みというだけで正直あまり好きじゃなかった。
彼女は明るい性格で、変な笑い声でよく笑う。
そんな彼女をいつの間にか絶対に離したくないと思うほど好きになっていた。
恋愛経験の少ない私は、彼女に好きでいてもらうために恋愛のノウハウをインターネットで勉強した。
「女性は共感して欲しい生き物」と書いてあったから、彼女の好きな洋楽を必死に勉強した。
「連絡がマメな男はモテる」と書いてあったから、私はスマホをあまり使わないが、用事がある時以外は10分以内にはLINEを返すようにした。
「サプライズが好き」と書いてあったから、誕生日には1ヶ月以上前からサプライズを考えた。
「言葉でいっぱい大好きを伝えよう」と書いてあったから、毎日「大好き」と言った。
これが正解だと思っていた。
完璧な彼氏で居続けようと、必死に努力した。
しかし彼女はそうではなかった。
半年を過ぎると、だんだん返信の量が減っていき、彼女からの「好き」という言葉も減っていった。
喧嘩の量も増えていった。
ある日些細なことで喧嘩をした。
誰に聞いても100%彼女が悪いという喧嘩だった。
いろんな我慢が溜まっていた私も少し言いすぎてしまったと思う。
次の日、「もう好きかわからない」と彼女に言われた。
別れたくない一心で、「なんでもする」「悪いところがあればどこでも直す」「これからも付き合っていて欲しい」。こんな言葉しか話せなくなっていた。
自己肯定感など捨ててしまった。
すると彼女は、「もう少し自由が欲しい」「放っておいて欲しい」と言った。
あれ、、インターネットの情報は全て嘘だったのか?
どうすればいい?
とりあえず今は彼女の言う通りにしよう。
そう思い、返信の量を減らした。彼女の負担にならないように、嫌いになられないように自分で考えていろんな行動をした。
それでも以前のよく笑う彼女には戻らない。
別れが近いことを悟った私はまた指を動かす。
「検索: 別れたくない」
あぁ、またインターネットに頼ってしまった。