あの日、ゴムを着けなかった貴方へ
お久しぶりです。
貴方はまだ、私のことを覚えていらっしゃいますか。

いきなりで本当に申し訳ないのですが、貴方に伝えたいことがあります。

大変長くなります。私的な感情が入ります。
気持ち悪い、気分が悪いと思ったら、見るのをやめるでもなんでもしてください。
ただ本当に、これまで言いたかったことを言えずにいたので、お伝えしたいのです。


社会人になる前、男性経験もほとんどなかった私は、画面越しに恋していた貴方と対面しました。
貴方に促されるまま、避妊具を付けずに貴方と性行為をしましたね。
好きな人と肌を重ねる、夢のような時間でした。


二度会ったきり連絡が取れなくなってすぐのことです。
体調が優れなくなり、まさかと思って婦人科検診を受けました。

複数の性病に感染していました。

一つは癌化リスクのある自然な体外排出しか望めないウイルス。やや変異が進行していました。
もう一つは不妊症になるの可能性のあるウイルス。炎症が起きていました。

癌化リスクのウイルスはやや進行しており、自然治癒を信じて定期的に様子を見るしかありませんでした。
何度目かの検査で少し病状が進行していて、順風満帆五体満足だった私は思っても見なかった事実に心がポッキリ折れ、とにかくこの先を生きるイメージが湧きませんでした。

人より早く死ぬかもしれない。
生き延びれても、子宮を取らないといけないかもしれない。
心から憧れていた子供を産めないかもしれない。
沢山ネガティブなことを考えました。


そのうち考えることすら嫌になり、自傷とお酒に依存し、幾度かは自殺を試みました。

もちろん、まともな恋愛もできません。
稀に、好きな人ができて、その人も私のことを好いてくれる、なんて奇跡も起きました。

ですが「この先も一緒にいたい」と言われ、自身がどれほど望んでも応えられないかもしれないと考えてしまうのです。
絶望感から、その人とはとんでもない縁の切り方をしてしまいました。


こんな生活をしながら、診断を受けてから月日が経ち、幾度も検診を受ける中で、去年ついに正常の診断が出ました。
二度目の正常診断が出ると、一般的な健康診断に戻ることができるそうです。

今後も油断はできませんが、まさか治るとは思ってもおらず、今更どうやってまともなことを望んで生きればいいのか勝手が分からなくてやや戸惑っています。

ただ、なんとか、頑張って生きてみたい。
そう思い、今回その一環で筆を取りました。


あれから、あなたはどんな風に過ごしていらっしゃいましたか?
仕事は順調ですか?
大切な人はできましたか?
家庭はできましたか?

今回は、

"過去貴方と避妊具を付けずに性行為をした直後に陽性の検査結果が出た"

という事実だけ、大変遅れ馳せながらお伝えしますので、受け止めていただけると幸いです。

病気の感染源が誰だとかいうのはナンセンスで。
経験が少なかったとはいえ、私が感染していた可能性もありますし。

もし当時感染していたとしても、随分と前のことなので、自然に体外に排出されている可能性もあるので確かめようがありません。

しかし、感染が分かれば、色んな対策が打てます。
なのでどうか、健康に生きている女性を絶望の縁に落とさない為にも、できるだけ避妊具は着用して、定期的に適切な検査を受けてください。

あなたに誰かパートナーがいらっしゃるなら、定期的な検診をお勧めしてください。


長くなって申し訳ありません。
どうか何卒、よろしくお願いします。
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