好きな子がアイコスを吸っているから、って彼は簡単に煙草を辞めた
彼は遊び人でクズだった。
電話のとき、デートのとき、家でテレビを見ているとき、
女の子を見るたび「あの子えろいね。抱きたい」という人だった。
飲みに行くメンツを私に伝えたり、変に詮索されるのを嫌がる人だった。

私は彼の3つ下だから、余裕があるように見せたくて、いつもなんてことないフリ。
彼は私に好きだと言った。私も好きだったから、両思いだった。愛してるとも言ってくれた。
でも、「好きだけど付き合えない」いつもそう流されていた。
どうして?「俺、付き合うなら、身体の相性確かめてからが良いんだよね笑」
私はその言葉を飲んで、体を重ねたよ。
毎週日曜日に50キロの距離を始発で会いに行く私。
会いに来てくれてるからと、ご飯代もデート代も、給料が出たあとには交通費も出してくれたね。
不安になって、「これじゃセフレじゃん。ずっとこのままは嫌だよ」って言ったらすごく怒って、
「セフレだったら唯一の休みをお前使ったりしないだろ。二度とそんなこと言うな」
そう言われていた。嬉しかった。私は彼の1番だった。友達にも、親にも紹介してくれた。


そんな関係が2ヶ月続いたある日、横目に見えた彼のスマホに鬱陶しがっていた元カノの名前があった。彼は元カノを家に誘っていた。執拗に、何度も。何人も。問い詰めても、言い逃れるだけ。
日に日に私への態度も冷たくなっていった。私はそれを見て見ぬふりしていた。

彼は、その後いつも飲みに行っていた可愛い子と付き合った。

「本当に好きな子は簡単に抱けない」そう言っていたのを思い出した。
私の半年を全否定された瞬間だった。その子は彼のタイプだった。
まるで私とは正反対。その子にお金を注ぎ、時間を割き、私には会いたいなら会いにこいってタイプだったのに、毎日タクシーを使って会いに行っていた。

彼は、不器用な人だった。不器用な愛し方、触れ方、話し方、言葉の選び方。
でも寂しいとき、好きだと言ってくれるときは、行動も言葉も正直だった。
彼と事後一緒に吸う煙草が好きだった。吸い始めたのも彼の影響だった。喧嘩をするようになったのも、悪い人とつるむようになったのも。全部。
彼は好きな子がアイコスを吸っているから、という理由で簡単に煙草を辞めてしまった。

今日も男からの連絡でシャワーを浴びて、髪を巻いて、甘い女の子らしいメイクをする。
その人が好きそうな清楚な胸元の開いた服を着る。
彼と別れてもう何人もの人に抱かれた。でも、悪い話じゃない。私が好きでやっていること。
私の身体じゃなく、私自身を好きだと言ってくれる人もいた。でも今の私は、好かれる資格もない。
好きとか嫌いとか、今はそーゆーの疲れたんだよね。と振ってきた。最低だと思う。
今日も男からの連絡を待ち、欲を満たしたいだけの男の話に乗る。

好きでもない人に抱かれたあと、私は煙草に火をつける。
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