彼と最後にひとつになった日から2ヶ月が経とうとしている。
彼と最後にひとつになった日から2ヶ月が経とうとしている。

所謂、レスだ。
私は人一倍性欲が強い、と思う。
好きな人とは毎日でもひとつになりたい。
けど性欲が原因で前の恋人に振られたことがあって、次恋人が出来たら、出来るだけ抑えようと思っていた。

そんな事を考えてるうちに、恋人ができた。
今の恋人はとても私のことを大事にしてくれて、愛してくれている。とても幸せだ。
それだけでもう幸せなはずだった。

「ねえ、したい」
彼に絡みつくように抱きついて甘えた声でお願いしてみる。それをしても彼は、
「今日はやめとこうよ、ね?」
と言って寝息を立てる。
誘いにあまりにも乗ってくれないので、ベッドで一息ついてる時に服を脱いでみたりもした。
それでも彼は、
「風邪ひくよ?服着なよ」
と言って服を着させられるのがオチだ。

...もう私とはしたくないのかな。
彼の腕の中でそんな事を考えながら彼を見上げると、彼は短いキスをして、
「おやすみ」
と言って寝てしまう。


行為をするために付き合ったわけではないけど、恋人同士になれたのだから、求めて欲しいとは少し思った。
1つになって、絶頂を2人で迎えたいとか、私はまだまだしたいことが沢山あるのに。

ある時、思い切って突き放した。
「トイレ行ってくる」
そう言うと「行ってらっしゃい」と彼は言った。
「1人でしてくるから、先寝てて」
自分でもアピールが下手くそだと思った。
彼に引き止めて欲しかった。

「そんなこと言わないで」
「ごめん、ちゃんと話合おう」

そんな事をいって引き止めて欲しかった。
けど彼は、「そっか、分かった」
それだけ言って寝ていた。
引き止められなかった悲しさと、この先どうなってもこのままなのか、という不安が心を締め付けて悲しくなった。
結局、1人ですることは出来ず、ただトイレで嗚咽混じりの声を押し殺して泣いた。
部屋に帰ってくると、彼は眠っていた。私の悩みは何も伝わってないんだろう、そう思った。


夢を見た。彼が私のことを求めてくれる夢だった。
とても幸せだった、夢なのにとても気持ちが良かった。
このまま目が覚めなければいいのに、そう思ったが現実は残酷で、目を覚まさせた。
隣で気持ちよさそうに寝ている彼を見て涙が出た。

ねぇ、私に触れてよ、求めてよ。
貴方と、ひとつになりたいよ。
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