全く手を出してこないから、私は大事にされているんだと舞い上がってた
大学生の時、後輩としてあなたが入部してきた。
あなたを見た瞬間からなぜか惹かれ、仲良くなるのに時間はかからなかった。
ただ、私には当時付き合ってる人がいて、反対にあなたにも恋人ができた。
友達以上恋人未満のような関係が続いて、
ふとあなたへの気持ちが大きくなりすぎた時は、あえて距離を置いたりした。

そして私が卒業して、会ったり連絡を取る機会もほぼ無くなった。
私は社会人になり、大学生の時から長年付き合っていた恋人と別れた。
気持ちが落ち着いてから紹介された人とご飯に行ったりした。
でも誰のことも好きになれなかった。
どうしても、ふとあなたのことが思い浮んだ。


次の恋に進むために、あなたを忘れるために、
最後にあなたに会って綺麗な思い出で終わらせたいと思って連絡を取った。
何年かぶりに会ったのに、話が弾むのに時間はかからなかった。
空いていた時間を忘れるくらいに。
あの時の気持ちがぶり返してくる。

「付き合いませんか?」

彼が言った。
びっくりした。それと同時にとても嬉しかった。
私が彼に惹かれたように、彼も私にずっと惹かれていたらしい。
ただ私に恋人がいたから手を出せなかったと。
もちろん「はい」と答えた。


付き合ってしばらくしても、彼は全く手を出してこなかった。
ふと彼が、元カノたちとは体の関係から始まった人が多いと言った。
私は大事にされているんだと、その時は舞い上がった。

でも違った。
あなたは私を抱けなかった。

私にだけ反応しないのだ。
寂しくて苦しくて悔しくてたまらなかった。
過去の女たちに嫉妬した。
他の女とは付き合ってなくてもできるのに、
私とは付き合っていてもできないのか。

もしかして、反応しなくて抱けなかっただけ?
大事だから手を出さなかったんじゃなくて?

行き場のない悲しみをどこにぶつけたらいいかわからず、ただひたすら家で泣いた。
どうしてもあなたが好きで、あなたが欲しくてたまらないのに。


私たちは恋人になるべきじゃなかったんだろうか。
ずっと友達以上恋人未満の関係でいるべきだったんだろうか。
私があの時あなたに会いたいと欲を出したからバチが当たったんだろうか。

付き合えばいずれ終わりが来る。
あなたを失うことが1番怖い。
あなたを失ってしまうくらいなら、付き合うべきじゃなかった。


あなたとの終わりに怯えながら、隣で寝ているあなたを見つめる。
バレないようにそっと涙を流しながら、今日も何もない夜を過ごす。
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