貴女の憧れのお姉ちゃんでいられなくてごめんね
インスタのストーリーをほとんど更新しない貴女のことを好ましく思っていた。
なのに今は、それがこんなにももどかしい。
連絡を絶ってしまったのは私の意思だけど、
貴女が私に会いたいと思ってくれないと、貴女が何してるかすら分からない。


1つ下で、小柄で華奢で肌は真っ白、奥二重で小さい目。
趣味以外、私と何もかも正反対な貴女を、私は好きだった。
誰も知らないと思っていたゲームを知っていたのがきっかけで仲良くなった、
オタク仲間だった私と貴女。
そして貴女は、私が初めて好きになった女の子だった。

2人でパンケーキを食べに行くだけの約束を、
「先輩、これ、デートって思ってもいいですか?」なんて貴女が言うから。
私を”憧れのお姉ちゃん”だなんて言ってついてまわる貴女の愛くるしさに、
私の全てを捧げて尽くしたいと思った。
身長163cmの私の腕の中にすっぽり収まってしまう貴女を、
ずっと抱きしめていたいと思った。


でも、貴女にいつの間にか彼氏が出来た。
私が貴女の憧れであるために、
地元の国立に受かるために受験勉強をしている間に、
他の男に掠め取られた。
私はその日、初めて失恋で泣いた。
そして貴女の彼に似た系統の男が嫌いになった。

メンヘラ気質のある貴女はすぐ不安になるから、
そういう時はアドバイスのフリをして別れさせようとしたりしたけど、
貴女と彼はすぐ元通りになった。
貴女は彼との話をよく聞かせてくれたし、私も喜んで相談に乗るふりをした。
でも、「鎖骨にキスされるのが好き」なんて聞きたくなかった。

私は良き相談者の振りをして1年を過ごした。
貴女と共通の友人だった男子が、私に「好きだ」と言ってくれたから、
貴女を忘れるために付き合った。
彼の好意が気持ち悪くて2ヶ月で別れてしまったけど。
それでも、そんな私をクズだと言わなかった貴女のことが、やっぱり好きだった。


「私なら泣かせないから、私にしてよ」

そう言って、貴女を抱きしめて見送ったある日の"デート"の帰り道。
いつも見えなくなるまでバスから手を振ってくれる貴女が、こっちを見なかった。


それからしばらくして、勝手な私はLINEを消して連絡を絶った。
貴女のことはまだ好きだったけど、連絡を取れない関係性になってしまった貴女との繋がりがあるのは辛かった。

でもなんでだろう、そういう時に限ってたまたま貴女と会ってしまうんだね。
ショッピングモールですれ違って、お互いに視線を逸らしたあの時のこと、
2ヶ月経った今でもまだ後悔している。


自分勝手で執着深い、傲慢で意地汚い私は、
まだ貴女のことが世界で一番大好きなままだ。
初めて"デート"したあの時から、ずっと貴女だけが好きだった。

今日も私は貴女のことが好きだなぁと思いながら、
1週間前に付き合った、私のことが大好きな彼氏に抱きしめられている。

憧れのお姉ちゃんでいられなくてごめんね。
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