恋を上書きできたのは私だけじゃなかった
元彼Aに告白した日、私はAの性処理役になった。

一目惚れだった。
2年間の片思いの末やっと付き会えた人だったから離したくなかった。
恋愛に飢えていた私は、彼の性格なんて知らなかった。知ろうとしなかった。

Aの口癖は「口でして」。
私が生理中だって、雨の中だって、自分の快楽のために私を使う。

「こんなのセフレと同じ、私のことが好きならこういうことしないで証明して」

言葉じゃなくて行動での証明が欲しかったのに。
「好きだから我慢できない」と泣かれ、結局断れなかった。
私の言葉は届かなかった?

その他にも遅刻にドタキャンに、よく見るとただのクソ男。
Aと私との関係は、今考えると依存だった。


そんなAの相談を聞いてくれてた幼なじみのB。
Aとは真逆のタイプ。
不器用で一見冷たそうに見えるけど、優しい人。

Bは何回か私に告白してくれた事があった。
今考えると、私はその好意を利用していたんだと思う。
私も所詮Aと同類。

朝起きれるか不安と言うと電話をかけてくれる所。
落ち込んでるとご飯に連れてってくれる所。
全部優しかった。好きだと気づいた。


「恋は上書き保存」
その言葉は本当だ。
あんなに別れられなかったAと別れた。涙も出なかった。

しかし、彼の好意を利用した私にもちろん罰があたった。
Aと別れた日、Bに彼女が出来た。

「Aと別れるのがもう少し早ければなぁ」ってBは言った。

私と同じようにBも恋を上書き保存してたんだ。
後悔してもしきれなかった。
けど、こんなに優しくて暖かい気持ちになる恋ができて幸せだった。
依存してた時とは違って毎日がぽかぽかしてた。
暖かかった。

彼とは今も友達。
私への恋の下書き、引っ張り出してくれないかな。
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