「あなた以上に必要だなぁって思う女の人いないけどね」
「好きだけど、あなたじゃなきゃいけない理由がないから、付き合えない。」
「一緒にいる理由は、愛着」
「俺から嫌いになることはない」
どうして、あなたは私と一緒にいるの?
どうして、どうして私たちは付き合えないの?
どうして、私のこと好きって言うの?
同じ学生団体に所属している彼と、毎日のように電話をするようになったのは今から8ヶ月ほど前。
きっかけは、団体の中で同じ役職につき、色々な打ち合わせが増えたこと。
夜に始める打ち合わせの電話は、気づけば雑談に変わり、さらに気づけば日が昇ることが多くなった。
「最近あなたと電話するのを楽しみにしている自分がいるんだよねぇ」
「俺たち付き合っちゃう?」
あなたの一言に、嬉しくなる私がいた。
私が地元に帰省中、たまたま彼のゼミ合宿が私の地元であったことから、私たちは初めて2人きりで居酒屋へ行った。
次の日の朝の飛行機で、お互いに、一人暮らしをしているアパートへ帰る予定だった。
お互いにお酒に強いのに酔ったふりなんかしちゃって、ホテルに行った。
シャワー浴びずに飛行機乗りたくないよね〜なんて言いながら。
私は、付き合えると思っていた。
だって毎日電話していたし。いいね〜、好きだよあなたみたいな子って言ってくれた。付き合う?なんて冗談まじりに言ってくれた。わざわざ合宿の帰りに一緒に飲んでくれた。
一人暮らしのアパートに戻ってからも、電話は続いた。前よりもっと親しくなっていた。夜だけじゃなくて、授業の合間にも電話がくるようになった。
お互いに住んでいるところは近くはなかったけど、お互いに通い合った。
家でご飯を作って、食べて、お酒を飲んで、セックスをして。
学生団体の仕事を一緒にして。
休日にデートをして。
共通の友達の家でパーティーをして。
たくさん手も繋いで。
彼の言動にイライラして悲しくなって、ケンカもして仲直りもして。
まるで、まるでカップルのような。
とても楽しかった。
私の頑固な性格が彼のおかげで変わっていた。彼の考え方も好きになっていった。
でも、私はその関係に耐えきれなくなり、泣きついた。
どうして付き合えないの?どうして一緒にいるの?
「あなたのこと好きだし、愛着があって信頼している。」
「でも、俺のこと好きなこと分かるから離れる心配もない、付き合わなくても良くない?」
「付き合っているから一緒にいる、ではなくて好きだから一緒にいる、っていうの、恋愛の本質だと思うんだけど。」
そうじゃないそうじゃない、そうじゃない!!!
私は、あなたの中に、好きな女の子として存在したいの、彼女であるという存在証明が欲しいの
彼女になりたいの。
特別だと思ってほしいの。
なんて、何も言えなかった。泣くしかなかった。こんなこと言ったら、彼が離れていくことが何となく分かっていた。
それから半年以上経った今でも、私たちは一緒にいる。
あれから何回か、私が不安になるたびに、泣くたびに、同じセリフを言われる。
「あなた以上に必要だなぁって思う女の人いないけどね」
最近は、最後にこの一言を添えて。
最初の頃から変わったことといえば、彼が引っ越したことと、彼が社会人になったこと。社会人になった彼からの連絡は、急に減った。毎日の電話も、3日に1回くらいになった。
彼はよく、同僚と電話をしているらしい。
寂しい。もしかしたら、彼はもう私に冷めたのかも。付き合っていないし。まわりには可愛い子ばっかりだし。
でも、でもね。
わたしやっと気が付いた、と思う。
付き合うとか付き合わないとか、そういうのが必要ない恋愛ってあるんだなあってこと。
付き合っているから、が理由で一緒にいるのは、確かにイヤ。好きだから、が理由であってほしい。
それに、付き合っていても私はきっと常に不安になる。
あなたが私のことを好きなのか、私に飽きていないか、不安。
いつ、この恋愛は、終わるんだろう。
将来について何も話せない関係ってなんだろうか。
私はあなたのことが今日も好き。
明日も。多分明後日も。
「一緒にいる理由は、愛着」
「俺から嫌いになることはない」
どうして、あなたは私と一緒にいるの?
どうして、どうして私たちは付き合えないの?
どうして、私のこと好きって言うの?
同じ学生団体に所属している彼と、毎日のように電話をするようになったのは今から8ヶ月ほど前。
きっかけは、団体の中で同じ役職につき、色々な打ち合わせが増えたこと。
夜に始める打ち合わせの電話は、気づけば雑談に変わり、さらに気づけば日が昇ることが多くなった。
「最近あなたと電話するのを楽しみにしている自分がいるんだよねぇ」
「俺たち付き合っちゃう?」
あなたの一言に、嬉しくなる私がいた。
私が地元に帰省中、たまたま彼のゼミ合宿が私の地元であったことから、私たちは初めて2人きりで居酒屋へ行った。
次の日の朝の飛行機で、お互いに、一人暮らしをしているアパートへ帰る予定だった。
お互いにお酒に強いのに酔ったふりなんかしちゃって、ホテルに行った。
シャワー浴びずに飛行機乗りたくないよね〜なんて言いながら。
私は、付き合えると思っていた。
だって毎日電話していたし。いいね〜、好きだよあなたみたいな子って言ってくれた。付き合う?なんて冗談まじりに言ってくれた。わざわざ合宿の帰りに一緒に飲んでくれた。
一人暮らしのアパートに戻ってからも、電話は続いた。前よりもっと親しくなっていた。夜だけじゃなくて、授業の合間にも電話がくるようになった。
お互いに住んでいるところは近くはなかったけど、お互いに通い合った。
家でご飯を作って、食べて、お酒を飲んで、セックスをして。
学生団体の仕事を一緒にして。
休日にデートをして。
共通の友達の家でパーティーをして。
たくさん手も繋いで。
彼の言動にイライラして悲しくなって、ケンカもして仲直りもして。
まるで、まるでカップルのような。
とても楽しかった。
私の頑固な性格が彼のおかげで変わっていた。彼の考え方も好きになっていった。
でも、私はその関係に耐えきれなくなり、泣きついた。
どうして付き合えないの?どうして一緒にいるの?
「あなたのこと好きだし、愛着があって信頼している。」
「でも、俺のこと好きなこと分かるから離れる心配もない、付き合わなくても良くない?」
「付き合っているから一緒にいる、ではなくて好きだから一緒にいる、っていうの、恋愛の本質だと思うんだけど。」
そうじゃないそうじゃない、そうじゃない!!!
私は、あなたの中に、好きな女の子として存在したいの、彼女であるという存在証明が欲しいの
彼女になりたいの。
特別だと思ってほしいの。
なんて、何も言えなかった。泣くしかなかった。こんなこと言ったら、彼が離れていくことが何となく分かっていた。
それから半年以上経った今でも、私たちは一緒にいる。
あれから何回か、私が不安になるたびに、泣くたびに、同じセリフを言われる。
「あなた以上に必要だなぁって思う女の人いないけどね」
最近は、最後にこの一言を添えて。
最初の頃から変わったことといえば、彼が引っ越したことと、彼が社会人になったこと。社会人になった彼からの連絡は、急に減った。毎日の電話も、3日に1回くらいになった。
彼はよく、同僚と電話をしているらしい。
寂しい。もしかしたら、彼はもう私に冷めたのかも。付き合っていないし。まわりには可愛い子ばっかりだし。
でも、でもね。
わたしやっと気が付いた、と思う。
付き合うとか付き合わないとか、そういうのが必要ない恋愛ってあるんだなあってこと。
付き合っているから、が理由で一緒にいるのは、確かにイヤ。好きだから、が理由であってほしい。
それに、付き合っていても私はきっと常に不安になる。
あなたが私のことを好きなのか、私に飽きていないか、不安。
いつ、この恋愛は、終わるんだろう。
将来について何も話せない関係ってなんだろうか。
私はあなたのことが今日も好き。
明日も。多分明後日も。