たった2文字が重かった。
⚠この純猥談は浮気表現を含みます。
あなたと私はSNSで知り合った。
繋がった日からお互い惹かれあっていて、会ってみるまでに時間はかからなかった。
「あ、この人と付き合うんだろうな」
会った瞬間、直感的に思った。

初めましてから1ヶ月以内に身体の関係を持った。付き合おうの言葉はなくとも、その日が記念日になった。


ピアスが沢山あいているあなた。
人間というのは、中身に惚れてしまったらタイプなど関係ないのだと初めて知った。それくらい好きだった。

会えば会うほど好きになっていった。
手紙をくれたり、時間を割いてくれたり、記念日を祝ったりと、お互いの思い出を共有し合った。上手くいかない時期もあったが、これが恋だと噛み締めていた。
とにかく幸せな日々だった。


しかしその時間は長くは続かなかった。

あなたの口癖は
「好きになりすぎないで」「重くなりすぎないで」「求めすぎないで」だった。

「好き」のたった2文字が言えず、苦しんでいた。
思いが伝わりすぎないようにしていたつもりだった。それでも重かったのだろう。
私は、振られてしまった。

しかもあなたは、
「元カノと浮気をしてきたから別れてくれ」
と言った。

「重いからって振ったら、君は自分を責めるんだろう。そんなことして欲しくないから。俺が浮気したって、周りには言ってくれ」って。

ずるい。そんなのずるすぎる。
いっそのこと嫌いになったと言われたかった。優しさなんて見せて欲しくなかった。
最後まで惚れさせられたまま、別れを告げた。

今でもピアスを見るとあなたを思い出す。
幸せになんてならないで欲しい。


嘘。
悔しいけど、あなたには幸せになって欲しい。

この気持ちは恋ではなく、すでに愛だったのだろうと、別れた今も苦しみながら思う。
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