貴方の隣で真っ白なドレスを着て、泣きながら笑う日が来ますように。
「俺ら25になる歳じゃん。今までより確実に結婚っていうものを意識して付き合ってる」

付き合って2ヶ月経った頃に送られてきたLINE。

それに対して、
私も。タキシード姿を隣で見たい。と送ると
タキシード着たいな、○○の隣で。
そんな返事が来るから頬の緩みを隠し切ることは不可能だった。

しかしハワイで挙式上げたいと続けて送られてきて、
どこからそんなお金が、と思ったが、送る事は留めた。


そんな私たちは付き合って10ヶ月が経ち、同棲を始めて5ヶ月が経った。


以前、彼の1番の親友が働いているという、高級ホテルの中にあるBARに連れて行ってもらった。

一番の親友に会わせてくれるという事だけで、私の中では相当な大イベントだった。
新宿を2往復して、カジュアル過ぎず、堅過ぎないドレスとブーツを新調する程に。


1杯目のシャンパンを注いでもらい、数口飲んで落ち着き始めた頃、彼の親友が口を開いた。

「えーと、2人はどういうご関係で?」

私のことを話してなかったのか。
若干のショックはあったが、まあまだ付き合ったばかりだしな、と考えていたら、

「将来の結婚相手です」

と彼は言った。

欲しい言葉を凝縮したような、何とも濃い言葉。

私の頭の中で繰り返される彼の言葉。
将来の結婚相手です。
将来の、結婚相手です。
将来の、結婚、相手です。

突然世界がきらきらして見えた。
天井にある大きなシャンデリア。
それを反射して青く光るモヒート。

帰り道、腕を組みながら見たイルミネーションは、きらきらしすぎてぼやけていた。


約10畳のワンルーム。
シングルベッド。
自分のテリトリーなんてあったもんじゃない。
それでも喧嘩なく毎日仲良く過ごしている。

料理をするのは好きだが自分では大して食べない私と、作れば何でも完食してくれる彼。
ベッドに入りそれぞれ動画を見てそれぞれで笑っているが、足はしっかり絡めている事。
寝る時はしっかり抱き着いて寝たい私と、それを理解してくれ黙ってしがみつかれている彼。
ひょうきんで笑わせてくれる彼と、ツボが浅く1人で大笑いする私。

きっと私たちはバランスが良いね。


顔立ちがはっきりしていてよく外国人に間違われる、彼に似た子供を産みたい。
もし間違えてのっぺりとした私の顔に似て生まれてきた子供には、お父さんの高い鼻とぱっちり二重が良かった!と文句を言われる人生を送りたい。

なんて彼に言ったら、ふっと笑うんだろうな。


今日も好きでした。
明日も好きです。

貴方の隣で真っ白なドレスを着て、泣きながら笑う日が早く来ますように。
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