男が好きな君は、何で私を抱くんだろう
高校生の頃から付き合っていた彼氏と別れた。

「俺〇〇が好きなんだ。別れて欲しい。」

泣きながらそう伝える彼氏の言ってる〇〇は、私と同じ誕生日で私と同い年の男の子だった。

よりにもよって、男。しかも知り合いの子。


仕方ない。必死でそう思って別れてから2ヶ月くらい経ったある日。
「今日ひま?」ぶっきらぼうで、でも愛おしい彼の声、二つ返事で家に向かった。
「本当は嘘で、私のことの好きになったのかも!」なんてはしゃいで。

家に行けば、酒を煽り泣きながらその男の子の話をする。心が死んだ。
私は愛想笑いしながら彼の話を聞いては彼を慰めた。
お互い疲れて寝る時には「一緒に寝ようよ」なんて甘い声で誘ってきた。

抱かれてる時、男が好きな君は何で私を抱くんだろう。そう思いながら果てる。

その日の帰り道は泣きながら帰った。

それからはほぼ毎晩馬鹿みたいに酒を仰いだ、男の話をして「死にたい」なんて泣いて私を抱く。

また泣きながら帰るを繰り返す。

そんな生活が一年続いた頃、に私は社会人になった。

いいきっかけだ。そう思って疎遠になり
君と連絡を取らないようにした。

時間が経つにつれて、忙しさもあってか君を忘れた。

君と会わなくなって6年。

久々に再開した君はあの頃と変わらなかった。
誰か他の人の愛を永遠と探し求めていた。
「変わらないね」私が言った言葉に君は「お前は変わったな」なんて一言。
「もう君を好きな私じゃないからね」なんて笑いながら伝えた。

彼は悲しそうな顔をしていたけど、スッキリした。

あの頃の私は未熟だった。

一緒に酔いしれる仲間を探してただけ必死で、死にたがりな君が丁度いいマトで。
きっと彼も彼の求めているものは私じゃなくてもよくて、
貴方を愛してくれる誰かで、男とか女とかそんなの多分関係ないんだろうなって。

私の青春に漸くお別れができた気がしたよ。

じゃあね、青春。
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